
夏の強い日差しに照らされた車内は、想像を絶する暑さになります。
JAFのテストでは、炎天下に駐車した車内の温度はわずか30分で約50℃、ダッシュボード付近は80℃近くに達することが確認されています。
「少しの時間だから」という油断が、取り返しのつかない事故に繋がることも少なくありません。
今回は、高温の車内に潜む危険性と、その対策について詳しく解説します。
車内が高温の時に潜む4つの危険

1. 熱中症・脱水症状の危険
人間の体温を超える環境下では、短時間で熱中症が進行します。
特に幼児や高齢者は体温調節機能が未発達、または低下しているため非常に危険です。
「エアコンを切った車内に子どもやペットを残す」行為は、数分であっても絶対にやめてください。
2. ダッシュボード上の破裂・発火リスク
直射日光が当たるダッシュボードは、車内で最も高温になる場所です。
以下のものを放置すると、液漏れや変形、最悪の場合は破裂や火災を引き起こします。
炭酸飲料の缶・ペットボトル: 内圧が上昇して破裂し、車内を汚損します。
スプレー缶・ガスライター: 高温によりガスが膨張し、爆発・発火する恐れがあります。
スマートフォン・モバイルバッテリー: リチウムイオン電池が劣化・膨張し、発火の原因になります。
メガネ・サングラス: レンズのコーティングがひび割れたり、フレームが歪んだりします。
消毒用アルコール: 揮発したアルコールに引火するリスクが高まります。
3. 接触による火傷(やけど)
高温になったシートベルトの金具や、黒色のレザーシート、ハンドルなどに触れると火傷をする危険があります。
特にチャイルドシートの金具は、赤ちゃんの手足が直接触れやすいため事前の確認が必須です。
4. フロントガラスのひび割れ
車内が高温の状態で、フロントガラスに飛び石などの小さなキズがある場合、急激な温度変化やエアコンの冷気によってキズが一気に広がり、ガラスが割れることがあります。
高温になった車内を素早く冷やす対策

もし車内が高温になってしまったら、次の手順で効率よく温度を下げましょう。
対角線上の窓を開ける: 助手席の窓を全開にし、運転席のドアを5回ほど開閉して熱気を逃がします。
エアコンを「外気導入」で走る: 窓を全開にしたまま、エアコンを最大冷房・外気導入にして走行し、車内の熱い空気を入れ替えます。
「内気循環」に切り替える: 熱気が抜けたら窓を閉め、内気循環に切り替えて一気に車内を冷やします。
まとめ
高温の車内は、私たちの健康だけでなく、愛車のトラブルや重大な火災事故を引き起こす危険な空間へと変わります。
車を離れる際は「車内に物を残さない」ことを徹底し、安全で快適なドライブを心がけましょう。
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本格的な夏を迎える前に、ぜひお気軽にご相談ください!
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