
せっかくの楽しいドライブ。しかし、旅先で突然ボンネットから煙が上がり、エンジンが停止してしまう「オーバーヒート」のトラブルが後を絶ちません。
オーバーヒートは、最悪の場合、エンジンが完全に壊れて高額な修理費用がかかるだけでなく、重大な事故につながる危険もあります。
今回は、ドライブ先でのトラブルを徹底回避するために、出発前に自分でできる簡単なチェック法と、万が一のときの対処法をプロが分かりやすく解説します!
そもそもオーバーヒートの原因とは?
オーバーヒートとは、エンジンの熱を冷却しきれなくなり、車両の許容温度を超えてしまう現象です。主な原因は以下の3つです。
冷却水の不足・漏れ:エンジンを冷やす液体が足りない
冷却系の部品不良:冷却水を循環させるポンプや、冷やすファンが動かない
エンジンオイルの不足・劣化:エンジン内部の摩擦熱が高くなる
特に「夏場の渋滞」や「長時間の坂道走行」はエンジンに大きな負荷がかかるため、事前のチェックが命取りになります。
出発前に3分でできる!セルフチェック3つのポイント
ドライブに出発する前、必ず「エンジンが冷えている状態」で以下の3点を確認してください。
① 冷却水(リザーバータンク)の量をチェック
ボンネットを開けると、半透明のプラスチック製タンク(リザーバータンク)があります。
液面が「FULL(MAX)」と「LOW(MIN)」の間にあるか確認します。
LOWよりも下がっている場合は、冷却水が漏れている可能性があります。
② ラジエーター周辺の「漏れ」をチェック
車の足元(地面)を見てみましょう。
車を停めていた地面に、ピンクや緑、青色などの液体がシミになって落ちていないか確認します。
甘い独特な臭いがする場合は、冷却水(LLC)が漏れているサインです。
③ エンジンオイルの量と汚れをチェック
オイルが不足すると摩擦熱でエンジンが過熱します。
オイルレベルゲージを抜き、一度拭き取ってから戻し、再度抜きます。
オイルの量が2つの穴(またはライン)の間にあるか確認します。
真っ黒に汚れている場合は、潤滑性能が落ちているため交換が必要です。
走行中に気付くべき!オーバーヒートの「初期サイン」
走行中、車は以下のような危険信号を出しています。見逃さないようにしましょう。
水温計が「H」に近づいている(または水温警告灯が赤く点灯)
エアコンの風が急にぬるくなる
アクセルを踏んでもスピードが出ない(加速が鈍い)
エンジンから「カリカリ」「キンキン」と異音がする
万が一、オーバーヒートが起きてしまったら?
もし走行中に異常に気付いたら、焦らずに次の手順で行動してください。
- 安全な場所に停車する:ハザードランプを点け、路肩や駐車場などの安全な場所に車を停めます。
- エンジンはすぐ切らない(状況による):冷却ファンが回っている場合、エンジンをかけたままアイドリング状態にして冷まします(※煙が出ている、ファンが止まっている場合はすぐにエンジンを切ってください)。
- 絶対にラジエーターキャップを開けない:沸騰した冷却水が噴き出し、大火傷をするため、絶対に触ってはいけません。
- ロードサービスを呼ぶ:ボンネットを開けて風通しを良くし、プロの助けを待ちましょう。
まとめ:安心なドライブは事前の点検から!
オーバーヒートの多くは、出発前のちょっとした確認で防ぐことができます。
「ボンネットを開けるのが少し不安…」「しばらくオイル交換をしていないな」という方は、ドライブの前にぜひ当店へお気軽にお立ち寄りください!プロの整備士が、あなたの愛車を隅々までスピード点検いたします。
万全の状態で、安心・安全なドライブを楽しみましょう!
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