
毎日のお買い物や家族の送迎など、生活に欠かせない「車」。
ガソリンスタンドに行くと、画面やノズルに「レギュラー(ガソリン)」や「軽油」と書かれていますよね。
「この2つって何が違うの?」
「軽油って、もしかして軽自動車専用のガソリン?」
そんな風に疑問に思ったことはありませんか?
実はこの2つ、同じ「原油」から作られているのに、性格や使い道がまったく違うんです。
今回は、知っておくとちょっとタメになる「ガソリンと軽油の違い」を、専門用語を使わずに分かりやすく解説します!
違い1:名前のカン違い!「軽油=軽自動車」ではない
一番多い誤解が、「軽自動車には軽油を入れるの?」というもの。
結論から言うと、これは間違いです! 日本を走っている軽自動車のほとんどは「ガソリン」で動いています。
では、なぜ「軽」という字がついているのでしょうか?
それは、船の燃料などに使われるドロドロした「重油(じゅうゆ)」に比べて、「サラサラして軽い油だから」。あくまで油そのものの重さの分類であって、軽自動車とは関係がないのです。
違い2:性格の違い!「せっかち」なガソリンと「じわじわ」な軽油
この2つは、火の付き方(燃え方)の性格が真逆です。
ガソリンは「せっかち屋さん」
マイナス40℃という凍るような寒さの中でも、火を近づけた瞬間に「パッ」と激しく燃え広がります。とにかく引火しやすいのが特徴です。
軽油は「おっとり、でも底力タイプ」
実は、軽油にライターの火を近づけても、すぐには燃えません。その代わり、空気と一緒にギューッと強く押しつぶして、ものすごい高温にすると、火を近づけなくても「自分の熱で勝手に」燃え出します。
違い3:車たちの「得意分野」が違う
この性格の違いがあるため、車のタイプによって使い分けられています。
ガソリンを使う車(一般的な乗用車・軽自動車)
音が静かで、アクセルを踏むとスムーズに加速するのが得意です。毎日の街乗りや、家族でお出かけするファミリーカーにぴったりです。
軽油を使う車(トラック、バス、一部の大型SUVなど)
「ディーゼル車」とも呼ばれます。重い荷物を運んだり、坂道を力強くグイグイ登ったりするのが得意です。長距離を走るお仕事の車によく使われています。
【超重要】もし入れ間違えたらどうなるの?
もし、ガソリン車に間違えて軽油を入れてしまうと、最初は少し走りますが、すぐにエンジンがガタガタと震え出します。マフラーから黒い煙が出て、最終的には途中で止まって壊れてしまいます。 逆のパターン(ディーゼル車にガソリン)も同様です。
修理には、数万円〜数十万円という大きな出費がかかってしまうことも……。
セルフスタンドでは、間違えないように世界共通でノズルの色が色分けされています。
赤色 = レギュラーガソリン
緑色 = 軽油
「私の車はどっちだっけ?」と不安になったら、車の給油口のフタの裏側を見てみてください。「レギュラー」や「軽油」と書かれたシールが貼ってあるので、一度確認しておくと安心ですよ。
まとめ
同じ油からできているのに、得意な仕事が全然違うガソリンと軽油。
「軽自動車だから軽油」ではなく、「我が家の車のお腹に合うのは赤(ガソリン)か、緑(軽油)か」を覚えておくのが、愛車を長持ちさせる一番のポイントです。
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